2011年5月10日火曜日

母の日に

日曜日は母の日でした。翌日の高齢者のデイで「こけしさん」を作りました。いつもは普通にこけしをつくりましょう、とはじめるのですが、今回のテーマは特別に「お母さん」。デイに来ている方達のお母さんはだいたい明治生まれ。「みなさんのお母さんのイメージって何色ですか?」ってきいてみました。そしてら、茶色とか灰色とかドドメ色(?)とか…!!戦争中のイメージもあるし、既婚女性はそんなに華やかな色を身につけていなかったようです。かっぽう着をしてたから「しろ」って答えた方もいました。あと、エプロンじゃなくて「まえかけ」をしてるってのがお母さんのイメージにあるって言ってた方もいました。まえかけね〜〜。ふと、亡くなったわたしの母を思い出すと、なぜか「みどり」のイメージがあります。母は昭和の女性です。若草色っぽいみどりかな〜?なんだかんだ話しながら、みなさんのお母さんをイメージしてこけしをつくりましょう〜って言ってつくりはじめました。こけしの形の画用紙に、細く切った折り紙や千代紙を並べて貼っていきます。作業をすすめると、みなさんどんどんお母さんのイメージが出てきて、ああだった、こうだったと思い出すことも多くて不思議でした。こんな色の着物を着てたとか、こんなものが好きだったとか。顔を自分で描いてできあがりです。明治の女性が勢揃いしました。

2 件のコメント:

  1. 茶色とか灰色とかドドメ色!!!笑った~~
    「おかあさん」って永遠のテーマだなあ。

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  2. その人にとってず〜っと「おかあさん」なんだよね。
    どんなおじいちゃんにも、おばあちゃんにもおかあさんは必ずいるので、
    おかあさんとしては、けっこう罪な話だな〜と思ったりして…。

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